マルトクカフェオーナー・小室舞さんのご紹介

~カフェは夢じゃなかった?!~

いよいよ活躍している女性の、スペシャルインタビューレポート発動!
その華々しいデビューを了承なさってくれたのは、飯能銀座商店街を訪れた方なら誰でもご存じのはず。
あのおしゃれ感抜群の「マルトクカフェ」のオーナー、小室舞さんです。

 

 マルトクカフェってちょっと変わってる。

 

みなさん「マルトクカフェ」はただのおしゃれカフェではないってご存じでした?カフェの店内をズンズン奥へ進むと、居宅介護支援事業所があるんです。

何それ?ですよね。

簡単に説明すると、介護を必要とされる方が適切な支援を受けられるよう、計画を立てたり各種手続きを代行したりと、様々なお手伝いをするケアマネージャーさんのいる医療法人オフィスです。ですので店内にも色々気配りが行き届いていて、まず、バリアフリー。車いすでもスーッと通れます。そしてカフェのランチメニューは管理栄養士さんが用意した、こだわりのヘルシーレシピによるもの。

筆者、ご飯の取材に来たんじゃないんですけど、言わずにはいられない。

美味しかった!

味付けが、ほんのり、ちょうどいい、そして優しいのです。しかも日替わりだから毎日通うと必然的に栄養のバランスが整ってしまう。毎日3種類のランチが用意されてますが、和風、洋風、エスニックカレー系と、ホント、迷っちゃいます。今週のメニューをいただいてきましたが、全部食べてみたい。

はいはい、わかってます。話を戻します。

おしゃれカフェと居宅介護支援事業所を一つ屋根の下にまとめて、駅近の商店街のど真ん中にポンッ。

色んな人に色んな意味で嬉しいことは説明するまでもないかと思います。でも、一体どうしてそんなコンセプトが生まれたのでしょうか?小室さんはどうしてカフェを起業したのでしょうか?その秘密を探っていきたいと思います。

医療法人事業からおしゃれカフェ。どこでどうしてそうなった?

話を聞けば、小室さんは早稲田大学でMBAを取得されたほど、ビジネスの知識が豊かで、かつてはマスメディア勤務などの(筆者から見るとかなりバリキャリな)OLだったそうです。そしてご主人と出会い、結婚を機に10年前に飯能へ移って来られました。

ご主人は町のお医者さん、小室クリニックの院長・小室理先生です。

ビジネスウーマンから医療法人勤務へと、キャリアの畑はがらりと変わったものの、小室さんは飯能へ越した後も、小室クリニックで経理などの経営全般に携わり、地道に家業を支えながら、その知識と経験を積み重ねて来られました。

そしてある日、市街地からはやや離れたところで展開していた、小室クリニックの居宅介護支援事業所を、もっと利便性の良い街なかに新設しようという計画が立ち上がったのです。いろいろなオフィスビルなど探している時、知人から商店街の空き店舗の情報が入り、見に来た場所がここ、飯能銀座のど真ん中、現在のマルトクカフェです。小室さん曰く「商店街に介護の事務所なんて考えてもみなかったんです。でもよく考えたら、地域の人にもクリニックにとっても、ベストな場所じゃないかと思ったんです。」

なるほどなるほど、高齢化社会の進む我が国。確かに多くの人が利用する商店街に介護事務所は便利です。目の付け所が素晴らしい。が、どうしてカフェ?

小室さんは迷わずお答え下さいました。

なりゆきって言うか…。

…え?カフェが夢だったとかじゃないんすか?

「いえ、全然。ぜんぜん。」笑顔で首を横に振る小室さん。「ここを見に来た時、以外と奥行きがあって、事務所としては広すぎたんです。だから、事務所の前でお茶でも飲めるスペースを作ろうかと思て。」

…え?えぇーっ!

なんかフワァ~っとしてません?

だって、小室さん、「埼玉県空き店舗ゼロリノベーションコンペ」最優秀賞受賞したくらい、マルトクカフェに思い入れがありますよね。夢とか、パッションは?こんなに素敵なカフェなのに、なりゆきなんですかっ?

埼玉県空き店舗ゼロリノベーションコンペ最優秀賞受賞

 

みなさんはもうお分かりですね。なにも夢追い人だけが起業する訳ではないのです。もしかしたら世の中の大半は、全く違うニーズが先にあり、その道中、予期せぬ方向へ発展していくのかもしれません。マルトクカフェは、「場所が広かった」から。…でもね。そうは言っても「お茶でも飲めるスペース」と呼ぶには、あまりにもこだわりが深いし、おしゃれ度も高い。

小室さんは続けます。

「主人が、どうせやるなら良いものを作ろうって。」

ふむふむ…。

丁度そんなお話を伺っているところへ、お昼休み中のご主人がカフェに訪れました。対談中のワタクシたちを見つけるとニコニコ顔で同席、そしておっしゃるのです。

「カフェは私がやりたかった。」

(なんと!院長先生の夢だったのね!)

何でも、お医者であり、院長でもあられる本業はストレスも大。違う事をやってみたかったというのです。結局、お二人で知恵を凝らして、ご主人の夢のカフェをザインされたそう。そして、既に経営の知識と経験が豊かで、柔軟な立場にいる小室さんが代表になったと。本当に臨機応変ぶりがすごい女性です。

そして、それだけではありません。何せ元ビジネス専攻の小室さん。創業間近になった頃、またもや知人を介して「こんなのがあるけどやってみたら?」と勧められた、埼玉県空き店舗ゼロリノベーションコンペに、培ってきた知識と経験と才能を注ぎ、見事、最優秀賞受賞してしまったのです!

入賞すると、賞金がもらえます。新しいビジネスをさらにアップグレード出来ちゃいます。美味しい!

起業を目指すみなさん!世の中には様々なビジネスコンペと言うものが存在します。当選、入賞、優勝なり、とにかく選ばれたら、いただけるのはお金。欲しいですよね。資金集めって大切です。ぜひ知っておきたい、チャレンジしたいツールです。

でも、言うは易し、選ばれるは難し。私のビジネスプランすごいんです!なんてやみくもに言ったところで認めて頂ける訳はない。

じゃあ、どうやったら選ばれるの?小室さんに聞いちゃいます。

本当に大切な事

 

基本は3つです。」え、教えてくれちゃっていいんですか?ライバルに手の内さらしちゃうことになりますよ。

「ビジネスの目的がコンペの趣旨に沿っていること。ストーリーがある事。伝わるようにプレゼンすること。」

あっさりと教えてくださいました。「意外とそこを抑えていらっしゃらない方が多いんですよ。」だそうです。実はほかにもやっておいた方が良い対策があるらしいのですが、そのお話は、小室さんにぜひBeleaf+のセミナーでご教授願いたい!目下交渉中です!

ここまで、マスメディアOLから医療法人へ、そして今度は飲食(しかもコンペ最優秀賞)と、小室さんが、いかに大きな変化を受け止める、強さとしなやかさをお持ち方なのか、伝わったと思います。

そんな才気あふれる小室さんにも悩みはあります。

「子供達を見てあげられる時間が少ない。」

小室さんは現在小学生と幼稚園児のお子様二人のおかあさんです。本当に、とても忙しそう。ですから、とにかく自分がいなくても仕事が回るような仕組みを作る事も大切なのだそうです。やはり何もかもが完璧ってそう簡単ではありませんね。

それでも朗らかに語る小室さんは輝いて見えます。

最後に、小室さんに、起業を考え始めた女性に何かアドバイスはありますか?と尋ねてみました。
じっくりと考えた後におっしゃったのは、「想いを誰かに話してください。一人では何もできません。」とのこと。

ワタクシたちBeleaf+も、そんな人と人との繫がりを応援します!

 

マルトクカフェではコロナ禍が落ち着き次第、シニア向けのイベント、季節の行事など、楽しい企画を開始するそうです!

みなさん、それまでヘルシーランチを食べて、ヘルシーでいて下さいませ!

 

マルトクカフェ https://www.facebook.com/martokcafe/

創べ 創業・ベンチャー支援センター埼玉 https://www.saitama-j.or.jp/sogyo/syokai/sg_women/martokcafe.html